茶道

茶道の組織は家元制度を貫いているため家元を頂点とする階級制度が確立しています。地方で茶道関係の何かの大会で家元が参加する場合、地方の主催者は神経ピリピリのようです。北朝鮮で、金正恩が地方の行政組織を視察に来た場面を想像していただくと宜しいかと思います。

特に男性の場合はそういう権力構造に反発を覚えると思います。近くの茶道教室で薄茶濃茶の基本点前を習って終わりにするのが、茶道の嫌な部分を見ずに済みます。個人で茶を楽しむだけならそれで十分です。

自分好みの道具を使い、軸も自分で書いて、花も自分で飾って、充足した時間を過ごす方が楽しい茶道と思います。千利休が利の追及が第一であった堺の商人であったことを前提に歴史を見直すと、利休を神格化して戦前の天皇制のように会員組織を構成しているのは滑稽に思えてきます。

純粋に茶道に興味を持ち、これから茶道を始めようとしている方は、茶道教室の免状や会員証、茶名などさまざまな人参に釣られないようにして下さい。最初の純粋な気持を大事にして末端の茶道教室に張り巡らされた階級組織に時間や財を捧げすぎないようにご留意しましょう。